“勤勉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんべん88.9%
まめ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武村兵曹たけむらへいそう相變あひかはらず淡白たんぱくで、慓輕へうきんで、其他そのほか三十有餘名いうよめい水兵等すいへいら一同いちどう元氣げんきよく、だいなる希望きぼう待望まちのぞみつゝ、勤勉きんべんはたらいてる。
らしをたてていくことができるように、かしこくて、まじめで、しかもほがらかで、勤勉きんべんで、役にたつスモーランド人を、おつくりになったのさ。
そうむずかしい這入り方でもないんでしょうが、どうもこんな時に身体なんか洗うな億劫おっくうでね。ついぼんやりつかってぼんやり出ちまいますよ。そこへ行くと、あなたは三層倍も勤勉まめだ。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
よくもああ身体からだが動くと思われる位に、勤勉まめ働好はたらきずきな御方でした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)