“一同”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みんな53.3%
いちどう30.0%
みな5.0%
いっしょ3.3%
みなみな3.3%
いつしよ1.7%
それ/″\1.7%
みな/\1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『あゝ、みなわたくしわるいのだ、わたくし失策しくじつたばかりに、一同みんな此樣こん憂目うきめせることか。』とふか嘆息たんそくしたが、たちまこゝろ取直とりなほした樣子やうす
鐵車てつしや其樣そんことではビクともしない、反對はんたいじう彈飛はじきとばすと、百獸ひやくじう王樣わうさま團子だんごのやうにくさうへ七顛八倒しちてんばつたう吾等われら一同いちどうはドツとわらつた。
車之助は、——! まで叫んで一同みなの耳へ届かせないうちに、根太ねだから生えたように、部屋の敷居の上にチョコナンと、一個の首となって鎮座ましましていた。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
土間どまからすぐ梯子段はしごだんが付いている、八畳一間ぎり、食事は運んで上げましょというのを、それには及ばないと、母屋おもやに食べにく、大概はみんなと一同いっしょぜんを並べて食うので
郊外 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
これより一同みなみな励み勤め昨日に変る身のこなし、一をきいては三まで働き、二と云われしには四まで動けば、のっそり片腕の用を欠いてかえって多くの腕を得つ日々にちにち工事しごと捗取はかど
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
今日けふわすれないでなさい如何どうじや大變たいへんかほいろわるいやうじやがそんな元氣げんきのない顏色かほいろをしててはなかわたれるものではない、一同いつしよをがんだも目出度めでたえんじや
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
したゝめ重四郎の段右衞門の爪印つめいんおさおつて沙汰に及ぶと申渡され一同それ/″\さげられけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
是より一同みな/\励み勤め昨日に変る身のこなし、一をきいては三まで働き、二と云はれしには四まで動けば、のつそり片腕の用を欠いて却て多くの腕を得つ日〻工事しごと捗取はかど
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)