“取直”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりなほ47.1%
とりなお47.1%
とりなを5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
云掛る人など有て五月蠅うるさくも腹立敷だたしきをりも有ども何事も夫の爲且はなさけある亭主への恩報おんはうじと思へば氣を取直とりなほして宜程よきほどにあしらひつゝ月日を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ハッと気を取直とりなおして、獅子の鬣の毛がライオンの頭のようにユラユラと逆立ったと見るや、ピアノの上に、バタリと上半身を俯伏せました。
さら取直とりなをして、暗黒々あんこく/\岩窟内がんくつないてらると、奧壁おくかべちかくにあたつてる、る、ひとほねらしいもの泥土でいどまりながらよこたはつてえる。