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とりなほ
ふりがな文庫
“とりなほ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
取直
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取直
(逆引き)
……
朝餉
(
あさげ
)
を
濟
(
す
)
ますと、
立處
(
たちどころ
)
に
床
(
とこ
)
を
取直
(
とりなほ
)
して、
勿體
(
もつたい
)
ない
小春
(
こはる
)
のお
天氣
(
てんき
)
に、
水
(
みづ
)
を
二階
(
にかい
)
まで
輝
(
かゞや
)
かす
日當
(
ひあた
)
りのまぶしさに、
硝子戸
(
がらすど
)
と
障子
(
しやうじ
)
をしめて、
長々
(
なが/\
)
と
掻卷
(
かいまき
)
した、これ
此
(
こ
)
の
安湯治客
(
やすたうぢきやく
)
、
得意
(
とくい
)
の
處
(
ところ
)
。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
言葉
(
ことば
)
の一々を雲飛は心に
銘
(
めい
)
し、やゝ
氣
(
き
)
を
取直
(
とりなほ
)
して
時節
(
じせつ
)
の
來
(
く
)
るのを
待
(
まつ
)
て
居
(
ゐ
)
た。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
それから
余
(
よ
)
は
氣
(
き
)
を
取直
(
とりなほ
)
して。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
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