“長々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なが/\72.2%
ながなが27.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何故に殺すべき長々なが/\の御病氣なれば我がいのちかへてでも御全快ぜんくわいあるやうにと神に祈り佛を念じ永の年月及ぶだけ看病みとりに心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あの水松いちゐしたで、長々なが/\よこになって、このほらめいたうへひたみゝけてゐい、あなるので、つちゆるんで、やはらいでゐるによって、めばすぐ足音あしあときこえう。
それで、王女のお父さまの王さまにも来ていただかないといけないというので、王子はいそいで長々ながながをおつかいに出しました。
ぶくぶく長々火の目小僧 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
誰か、——部屋の中には女のほかにも、丹前たんぜん羽織はおった男が一人、ずっと離れた畳の上に、英字新聞をひろげたまま、長々ながなが腹這はらばいになっている。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)