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長火鉢
ふりがな文庫
“長火鉢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ながひばち
98.7%
ながしばち
1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながひばち
(逆引き)
寒い時分で、私は仕事机の
傍
(
わき
)
に
紫檀
(
したん
)
の
長火鉢
(
ながひばち
)
を置いていたが、彼女はその
向側
(
むこうがわ
)
に
行儀
(
ぎょうぎ
)
よく坐って、両手の指を火鉢の
縁
(
ふち
)
へかけている。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
包みの中から、ウイスキーや、ハムや、チーズなぞを出して、
長火鉢
(
ながひばち
)
の前にどっかと坐った。もう昔の青年らしさはおもかげもない。
晩菊
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
長火鉢(ながひばち)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ながしばち
(逆引き)
女はギクリとして障子の中を
覗
(
のぞ
)
いた、そこには、
姐
(
あね
)
さんかぶりの後むきが、小意気な
半纏
(
はんてん
)
を着た朝の姿で、たすきをかけて、
長火鉢
(
ながしばち
)
の
艶拭
(
つやぶき
)
をしていた。
旧聞日本橋:19 明治座今昔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
長火鉢(ながしばち)の例文をもっと
(1作品)
見る
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
鉢
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
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“長火”で始まる語句
長火箸
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