“火鉢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひばち99.4%
ばち0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、何よりもその活(い)き活(い)きとした景気の好い態度(ようす)に蹴落(けおと)されるような心持ちになりながら、おずおずしながら、火鉢(ひばち)の脇(わき)に座って
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
枕元(まくらもと)には薬瓶(くすりびん)、薬袋、吸呑(すいの)み、その他。病床の手前には桐(きり)の火鉢(ひばち)が二つ。両方の火鉢にそれぞれ鉄瓶がかけられ、湯気が立っている。
冬の花火 (新字新仮名) / 太宰治(著)
たまにそれとなく入っていって柳沢の留守に老婢(ばあ)さんと茶の間の火鉢(ばち)のところで、聞かれるままにお前の噂(うわさ)ばなしなどをしたりして
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)