“食器”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょっき37.5%
うつわ25.0%
しよくき12.5%
しょくき12.5%
クウヴェル12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりの童子とっしゃるのは。」老人は食器しょっきをしまい、かがんでいずみの水をすくい、きれいに口をそそいでからまた云いました。
雁の童子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
彼女はピカピカする銀製の食器うつわ、古代の人物や美しい花鳥の図の縫い取りがしてある掛け毛氈のことを夢みていた。
頸飾り (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
拾得じつとく食器しよくきあらひますときのこつてゐるめしさいたけつゝれてつてきますと、寒山かんざんはそれをもらひにまゐるのでございます。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
食器しょくき価格表かかくひょう 夏付録 西洋食器類価格表
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ご夕食だというので食堂へ行くと、食卓にシャトオ・イクィエムの瓶が出て、パパの食器クウヴェルにワイン・グラスが添えてあった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)