“拾得”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じつとく38.5%
じっとく30.8%
しゅうとく30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拾得じつとく食器しよくきあらひますときのこつてゐるめしさいたけつゝれてつてきますと、寒山かんざんはそれをもらひにまゐるのでございます。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
閭はせわしげにあき家を出た。そしてあとからついて来る道翹に言った。「拾得じっとくという僧はまだ当寺におられますか」
寒山拾得 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「一昨日この爬虫館の前で拾得しゅうとくしたので僕が事務所へ届けて置いた万年筆ね、あれは先刻警官の方が調べられて、園長さんのものだと判ったそうですよ」
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)