“殘”のいろいろな読み方と例文
新字:残
読み方割合
のこ89.1%
のこん5.4%
のこり4.3%
のこら1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内(うち)より明(あ)けて面(おもて)を出(いだ)すは見違(みちが)へねども昔(むかし)は殘(のこ)らぬ芳之助(よしのすけ)の母(はゝ)が姿(すがた)なり待(ま)つ人(ひと)ならで待(ま)たぬ人(ひと)の思(おも)ひも寄(よ)らず佇(たゝず)むかげに驚(おどろ)かされて物(もの)を
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さしもに廣(ひろ)きネープルス灣(わん)も眼界(がんかい)到(いた)らぬ隈(くま)はなく、おぼろ/\に見(み)ゆるイスチヤの岬(みさき)には廻轉燈明臺(くわいてんとうめうだい)の見(み)えつ、隱(かく)れつ、天(てん)に聳(そび)ゆるモリス山(ざん)の頂(いたゞき)にはまだ殘(のこん)の雪(ゆき)の眞白(ましろ)なるに
『これで可(よ)し、殘(のこり)の竅(あな)の數(かず)が貴君(あなた)の壽命だ、最早(もう)これでお暇(いとま)と致(いた)さう』と飄然(へうぜん)老叟(らうそう)は立去(たちさつ)て了(しま)つた。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
始(はじ)め村中殘(のこら)ず存じ申さずとの答(こた)へなれば少しも手懸(てがか)りはなきに次右衞門の思ふ樣是は村中申合(まをしあは)せ掛り合を恐れて斯樣(かやう)に申立るならんと席(せき)を改(あら)ため威儀(ゐぎ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)