“殘念”のいろいろな読み方と例文
新字:残念
読み方割合
ざんねん94.7%
くやし5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殊(こと)に浮沈室(ふちんしつ)と機關室(きくわんしつ)とは此(この)艇(てい)の最(もつと)も主要(しゆえう)なる部分(ぶゞん)ではあるが、此事(このこと)に就(つ)いては殘念(ざんねん)ながら私(わたくし)の誓(ちかひ)に對(たい)して一言(いちごん)も明言(めいげん)する事(こと)は出來(でき)ぬ。
さうして愛情(あいじやう)の結果(けつくわ)が、貧(ひん)のために打(う)ち崩(くづ)されて、永(なが)く手(て)の裡(うち)に捕(とら)へる事(こと)の出來(でき)なくなつたのを殘念(ざんねん)がつた。御米(およね)はひたすら泣(な)いた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
あゝ此樣(こん)な事(こと)と知(し)つたら何故(なぜ)倫敦(ロンドン)邊(へん)の流行歌(はやりうた)の一節(ひとふし)位(ぐら)いは覺(おぼ)えて置(お)かなかつたらうと悔(くや)んだが追付(おひつ)かない、餘(あま)りの殘念(くやし)さに春枝夫人(はるえふじん)の顏(かほ)を見(み)ると、夫人(ふじん)も今(いま)の嘲罵(あざけり)を耳(みゝ)にして多少(たせう)心(こゝろ)に激(げき)したと見(み)へ