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激
ふりがな文庫
“激”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はげ
50.0%
げき
31.3%
たぎ
7.3%
はげし
6.0%
タギ
2.7%
ひど
1.3%
あせ
0.7%
せわ
0.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はげ
(逆引き)
風が
激
(
はげ
)
しくなり、
足下
(
あしもと
)
の
雲
(
くも
)
がむくむくと
湧
(
わ
)
き立って、
遙
(
はる
)
か下の方に
雷
(
かみなり
)
の音まで
響
(
ひび
)
きました。王子はそっと下の方を
覗
(
のぞ
)
いてみました。
強い賢い王様の話
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
激(はげ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
げき
(逆引き)
橋
(
はし
)
を
渡
(
わた
)
ると、
水
(
みず
)
がさらさらといって、
岩
(
いわ
)
に
激
(
げき
)
して、
白
(
しろ
)
く
砕
(
くだ
)
けていました。ところどころにある、つたうるしが
真
(
ま
)
っ
赤
(
か
)
になっていました。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
激(げき)の例文をもっと
(47作品)
見る
たぎ
(逆引き)
嵐
(
あらし
)
を免れて港に入りし船のごとく、
激
(
たぎ
)
つ早瀬の水が、
僅
(
わず
)
かなる岩間の
淀
(
よど
)
みに、余裕を示すがごとく、二人はここに一夕の余裕を得た。
春の潮
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
激(たぎ)の例文をもっと
(11作品)
見る
▼ すべて表示
はげし
(逆引き)
影が、結んだ玉ずさのようにも見えた。——夜叉ヶ池のお雪様は、
激
(
はげし
)
いなかにお
床
(
ゆか
)
しい、野はその
黒雲
(
くろくも
)
、
尾上
(
おのえ
)
は
瑠璃
(
るり
)
、皆、あの方のお計らい。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
激(はげし)の例文をもっと
(9作品)
見る
タギ
(逆引き)
夜は、もう
更
(
フ
)
けて居た。谷川の
激
(
タギ
)
ちの音が、段々高まつて来る。二上山の二つの峰の間から、流れくだる水なのだ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
激(タギ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひど
(逆引き)
「然う言えば
先方
(
むこう
)
じゃもうやっていやしないかな。昨日は禿頭病の
激
(
ひど
)
いのが一人来ましたよ」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
激(ひど)の例文をもっと
(2作品)
見る
あせ
(逆引き)
さあ、源は
激
(
あせ
)
らずにおられません。こうなると気を
苛
(
いら
)
って
妄
(
やたら
)
に鞭を加えたくなる。馬は怒の為に狂うばかりになって、出足が
反
(
かえっ
)
て固くなりました。
遽
(
にわか
)
に「樺、樺」と呼ぶ声が起る。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
激(あせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
せわ
(逆引き)
コエル わしの身ぢかにおるのは誰か? わしの耳には、
激
(
せわ
)
しい息づかいが聞える……人を追う者か……それとも、追われる者の息づかいのような。
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
激(せわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
激
常用漢字
小6
部首:⽔
16画
“激”を含む語句
急激
激昂
激浪
刺激
激流
過激
矯激
激情
激発
憤激
激越
激怒
激動
激烈
激賞
激厲
相激
感激
激励
激湍
...
“激”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
伊藤左千夫
泉鏡花
幸田露伴
島崎藤村
アントン・チェーホフ
北原白秋
吉川英治
谷崎潤一郎
中島敦