“ひど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
58.8%
非道14.4%
13.7%
3.4%
2.2%
1.5%
1.0%
0.7%
0.5%
非度0.3%
日取0.3%
0.3%
苛酷0.3%
0.3%
惨酷0.2%
0.2%
可恐0.2%
太甚0.2%
急嶮0.2%
愈〻甚0.2%
0.2%
殘酷0.2%
甚大0.2%
0.2%
非呶0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはが捨てて来た唖の女ではないか。石川は急いで車に乗って一行のを追ったが、い熱が出て芝居ができないようになった。
唖娘 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「なってもいゝけれど、此の間見たいに非道い乱暴をしっこなしですよ。坊ちゃんは縄で縛ったり、鼻糞をくッつけたりするんだもの」
少年 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
寒気もかったし天気も悪かったろうが、福島近傍の大森から、政宗領のはずれ、叛乱地の境近くに至るまでに十日もかかって居る。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
此方から参ったのは剣術いのお弟子と見えての傘をさして来ましたが、其の頃町人と見るとい目に合わせます者で
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
お夏さんがく気にしていますがね、もとより金目にかかわったことじゃありません、あの姉さんのことですから、へい。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼女はく才の勝つた女で、屹度一生のうちに郷里の人の驚くやうな女になつてやらねば、とは束の間も彼女の胸に斷えたことのない祈願であつた。
姉妹 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
丈長掛けて、銀の平打のざし、それ生粋と見える服装には似ない、お邸好みの、鬢水もたらたらと漆のようにやかな高島田で、くそれが目に着いたので、くすんだお召縮緬
妖術 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「また寝そべつたか、困るだなア、、余り虐使ふでねえか」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
そして風がいために常よりは早く雨戸を閉め切って、戸と戸の溝に通じた穴に釘を差し込んだ。その要慎は、この寂しい町へ住むようになった彼女の盗賊に対する心配のためであった。
不幸 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
妾の主人は、非度いラヴ・レタの蛇なのです。恋愛過度、チタでレオ・トルストイに小説を書く方法を三万ルーブルも仕払って教ったのですが、いまの世の中で何んの役に立つものですか………。
飛行機から墜ちるまで (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
神田川の方に船宿があって、日取り即ち約束の日には船頭が本所側の方に舟を持って来ているから、其処からその舟に乗って、そうして釣に出て行く。
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「お母さん、大変い地震があったでしょう」
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
坊主なんていことをするぜ、尤も俺達も亂暴にや違ひないが、去年よ小石川の寺院でよ、初さんところの葬式の來るのが遲れたのでな、へ行つてゐた者が、一盃やり始めたのよ
佃のわたし (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
「ふうむ。惨酷いお養母さんじゃのう。起きるのは何時頃かね」
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「うむ。惨酷い事をするのう」
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
と受けましたがい奴で、中指と無名指の間をすっと貫かれたが、其の掌で槍の柄を捕まえて、ぐッと全身の力で引きました。前次公はめいて前へ膝を突く処を、權六が血だらけの手でえ付け
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
もおきよ、毎日出勤するあの破堂で、だらけ、砂埃蜘蛛で、目口かない、可恐つたを、のおだ、綺麗にしてすつた。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
始終そんな有余るやうな事ばかり言ふのが癖だもんですから、が『御威光』と云ふ仇名を附けて了つて、何処へ行つたつて気障がられてゐる事は、そりや太甚いんで御座います
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
浪さんが上れたら、金鵄勲章をあげるよ。そらあ急嶮い山だ、鉄鎖が十本もさがってるのを、つたって上るのだからね。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
雨は愈〻甚くなつた。傘を拡げながら振返つて見ると、木彫のやうな顔をした婆さんはまだ此方を見てゐたが、妙に其顔が眼にしみ付いた。
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
賄は七八人以下の団体稼ぎの時分には廻りコックにて、これにも初めはく閉口したが今では仲々下手なおさんどんなどはだしだよ。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
喋舌ることの出來ないのをして大馬鹿だといふは殘酷いかもれないが
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
それから指井は下谷に豪商の持物になつて居る女が居て、甚大くそれが戀着して居るが此頃何だか嫌になつて居ると話した。
媒介者 (旧字旧仮名) / 徳田秋声(著)
いんですよ。)
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
わしは彼奴と非呶い喧嘩をした
親父の言葉 (新字新仮名) / 長沢佑(著)