“喋舌”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゃべ67.1%
しやべ18.4%
しやべり6.3%
しゃべり4.8%
しゃべっ1.4%
おしやべり1.0%
しやべつ0.5%
ぺちや0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“喋舌”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.9%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そんな事をペラペラ喋舌しゃべり立てる片手間に、彼女は足袋たびの塵を払い払い台所口からサッサと茶の間に上り込んで来た。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
他人に言えと仰言ってもコンナ秘密をお喋舌しゃべりするような私ではないのにと思い思い、胸を一パイにして聞いておりました。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
自分じぶん劈頭へきとうだい一に『喋舌しやべこと出來できないもの大馬鹿おほばかである』
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
喋舌しやべることの出來できないのをしようして大馬鹿おほばかだといふはあま殘酷ひどいかもれないが
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
博士はそのあひだ煙草をふかしふかし黙つて相手の顔を見つめてゐたが、一しきりお喋舌しやべりが済むと、静かな調子で、
栖鳳氏はいくらかくすぐつたさうな顔つきをして、それを聴いてゐたが、批評家のお喋舌しやべりがすむと、静かに口を開いた。
何だか、昼狐につままれたような心持、平次はもとより、お喋舌しゃべりのガラッ八も、毒気を抜かれて黙り込んでしまいました。
本職の自分とともにお喋舌しゃべりばかりする奴らはいるが、聴き手としての気が利いていそうなものはなかった。
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
「何を何時までべらべら喋舌しゃべってるんだい」と磯は矢張やはりお源の方はむかないで、手荒く煙管きせるはたいて言った。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
塾中に雄弁滔々とうとう喋舌しゃべって誠に剛情なシツコイ男がある、田中発太郎たなかはつたろう(今は新吾しんごと改名して加賀金沢に居る)と云う
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
平素ふだんうるさいと思ふやうな女の児の喋舌おしやべりまで、其朝にかぎつては、可懐しかつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
葉絵 御存じなかつたんですか。百瀬もゝせさんの喋舌おしやべりは中途半端なんですのね。
犬は鎖に繋ぐべからず (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
二人ふたりばあさんの喋舌しやべつてるあひだ、紫檀のぼんだまつてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
弁護士のやうに喋舌ぺちやくつてゐる小鳥を見たが、何一つ興味をかなかつたらしく、相変らず生真面目な顔を仕続しつゞけてゐる。