“喋舌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃべ67.9%
しやべ16.9%
しゃべり5.9%
しやべり5.5%
しゃべっ1.7%
おしやべり0.8%
しやべつ0.4%
しやべる0.4%
ぺちや0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
善鬼は、喋舌るだけ喋舌ると、すたすたと、土間のうちへかくれ、隠しておいた寝酒をさげて、自分の寝屋へもぐりこんでしまった。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
喋舌るな/\? さあ始めろ! あの滅茶苦茶に賑やかな when you are alone あの Fox-trot!」
センチメンタル・ドライヴ (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
お歌さんは狂気のようになって乃公の耳を引張った。富子さんは評判のお喋舌だから、明日学校へ行って何と言うか知れないそうだ。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
猩々はまた黙つて小娘のお喋舌に耳を傾けてゐたが、暫くすると、娘をいたはるやうに手に持つた食物破片をそつと呉れてやつた。
二人は婆さんの喋舌てる間、紫檀の盆を見て黙っていた。婆さんは相手にされないので、独りで愛想笑いをして座敷を出た。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
平素いと思ふやうな女の児の喋舌まで、其朝にかぎつては、可懐しかつた。色のめた海老茶袴を眺めてすら、直に名残惜しさが湧上つたのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
今しがた鉄瓶にして仕舞つたので、煮立るのにが入つて、ついくなつてみませんと言訳をしながら、洋卓を載せた。二人さんの喋舌てる、紫檀のつてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
段右衞門聲高にしい女め如何樣にべら/\喋舌とも然樣なことは夢にも覺えはれはまアしい阿魔だ女に似合誣言事扨は三五郎のと思ひ違へての惡口ん七人の子をとも女に心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
弁護士のやうに喋舌くつてゐる小鳥を見たが、何一つ興味をかなかつたらしく、相変らず生真面目な顔を仕続けてゐる。