“愛想”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいそ82.5%
あいそう12.4%
あいさう5.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あれは變りもので、旦那衆のやうな心持でゐたんです。酒の酌や、御馳走の世話や、お客樣への愛想あいその出來る人ではございません」
坂を下り切つて、油屋の前から右へまがつたところで、小學校でちよつと教はつたことのある山下といふ愛想あいそうのよい先生にゆきあつた。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
仕事屋しごとやのおきやう今年ことしはるより此裏このうらへとしてものなれど物事ものごと氣才きさいきて長屋中ながやぢゆうへの交際つきあひもよく、大屋おほやなれば傘屋かさやものへは殊更ことさら愛想あいさう
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)