“大屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおや68.8%
おほや25.0%
だいおく6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに大屋おおやさんが来て、無理になだめて引っ張って帰ったが、考えてみれば可哀そうでもあり、しん吉は一体どうしたのかねえ
半七捕物帳:68 二人女房 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
仕事屋しごとやのおきやう今年ことしはるより此裏このうらへとしてものなれど物事ものごと氣才きさいきて長屋中ながやぢゆうへの交際つきあひもよく、大屋おほやなれば傘屋かさやものへは殊更ことさら愛想あいさう
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ぼくが大屋だいおくの中に画架なんぞを立てゝゐるのを見て、「君達のやうな金のある人でないとこれからの洋画は却々難しい。斎藤与里君も……」
私のこと (新字旧仮名) / 木村荘八(著)