“大屋臺”の読み方と例文
読み方割合
おほやたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奇觀(きくわん)、妙觀(めうくわん)と謂(いつ)つべし。で、激流(げきりう)に打込(うちこ)んだ眞黒(まつくろ)な杭(くひ)を、下(した)から突支棒(つツかひぼう)にした高樓(たかどの)なぞは、股引(もゝひき)を倒(さかさま)に、輕業(かるわざ)の大屋臺(おほやたい)を、チヨンと木(き)の頭(かしら)で載(の)せたやうで面白(おもしろ)い。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
實(じつ)は一昨年(いつさくねん)の出雲路(いづもぢ)の旅(たび)には、仔細(しさい)あつて大阪朝日新聞(おほさかあさひしんぶん)學藝部(がくげいぶ)の春山氏(はるやまし)が大屋臺(おほやたい)で後見(こうけん)について居(ゐ)た。此方(こつち)も默(だま)つて、特等(とくとう)、とあるのをポンと指(ゆび)のさきで押(お)すと、番頭(ばんとう)が四五尺(しごしやく)する/\と下(さが)つた。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)