飯坂ゆきいいざかゆき
旅は此だから可い——陽氣も好と、私は熟として立つて視て居た。 五月十三日の午後である。志した飯坂の温泉へ行くのに、汽車で伊達驛で下りて、すぐに俥をたよると、三臺、四臺、さあ五臺まではなかつたかも知れな …
作品に特徴的な語句
鍛冶屋かぢや 長火鉢ながひばち 背戸せど 石垣いしがき 羽目はめ 石燈籠いしどうろう しば あさひ さか すぎ 梶棒かぢぼう 白木しらき ひろ 繰返くりかへ 緑青ろくしやう 馬士うまかた 見渡みわた 透間すきま 島田髷しまだまげ 衣桁いかう 座敷ざしき 井戸端ゐどばた ちう 書肆ほんや 二間にけん 一本いつぽん 爪尖つまさき 夥間なかま 片手かたて みまは 御存ごぞん ひろ 海棠かいだう 實際じつさい おく 杜若かきつばた 後姿うしろすがた 蹴込けこみ 白雲はくうん 握拳にぎりこぶし 河原かはら 此處こゝ かはら 細道ほそみち 眞白まつしろ 山谷さんこく 其夜そのよ 飛石とびいし みだ 街道かいだう 瀬戸せと 小家こいへ 金屏風きんびやうぶ 花壇くわだん とゞ 青葉あをば 番頭ばんとう 入口いりぐち 家並やなみ 友達ともだち 裸身はだか 一面いちめん 以來いらい かる 大門おほもん 眞暗まつくら 大根だいこん 振向ふりむ 旅商人たびあきうど うてな 芝居しばゐ 凸凹でこぼこ 二階にかい 眞黒まつくろ 小川をがは 人通ひとどほ 駈上かけあが 黒髮くろかみ 打込うちこ 茅屋かやや 豁然くわつぜん 心細こゝろぼそ 眞赤まつか 見事みごと 片足かたあし つゞ 淺葱あさぎ いは 二三日にさんにち 家居いへゐ 二本にほん 荒涼くわうりやう 鉢植はちうゑ 飄逸へういつ 心易こゝろやす 浴槽ゆぶね 彼處かしこ