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遠霞
ふりがな文庫
“遠霞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とおがすみ
40.0%
えんか
20.0%
とほがす
20.0%
とほがすみ
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とおがすみ
(逆引き)
見附の火の見
櫓
(
やぐら
)
が
遠霞
(
とおがすみ
)
で露店の灯の映るのも、花の
使
(
つかい
)
と
視
(
なが
)
めあえず、遠火で
焙
(
あぶ
)
らるる思いがしよう、九時というのに屋敷町の塀に人が消えて、
御堂
(
みどう
)
の前も
寂寞
(
ひっそり
)
としたのである。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
遠霞(とおがすみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
えんか
(逆引き)
御殿山
(
ごてんやま
)
。七十日目ごろさかん
也
(
なり
)
。
房総
(
ぼうそう
)
の
遠霞
(
えんか
)
海辺の佳景、最もよし。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
遠霞(えんか)の例文をもっと
(1作品)
見る
とほがす
(逆引き)
……
山
(
やま
)
も
地平線上
(
ちへいせんじやう
)
に
遠霞
(
とほがす
)
んで、
荒涼
(
くわうりやう
)
たる
光景
(
くわうけい
)
が
恰
(
あたか
)
も
欄干
(
らんかん
)
で
絞
(
しぼ
)
つて、
網
(
あみ
)
を
十
(
と
)
をばかり、ぱつと
捌
(
さば
)
いて
大
(
おほ
)
きく
投
(
な
)
げて、
末
(
すゑ
)
を
廣
(
ひろ
)
げたのに
譬
(
たとへ
)
たのだらう。と、
狼狽
(
うろた
)
へて
居
(
ゐ
)
たのである。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遠霞(とほがす)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
とほがすみ
(逆引き)
と、すぱ/\と
煙
(
けむり
)
を
吹
(
ふ
)
かす。
近
(
ちか
)
い
煙草
(
たばこ
)
に
遠霞
(
とほがすみ
)
で、
天守
(
てんしゆ
)
を
包
(
つゝ
)
んだ
鬱蒼
(
うつさう
)
たる
樹立
(
こだち
)
の
蔭
(
かげ
)
が
透
(
す
)
いて
来
(
く
)
る。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遠霞(とほがすみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
霞
漢検準1級
部首:⾬
17画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路
“遠霞”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
林不忘
幸田露伴
泉鏡花