“遠山”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とおやま41.4%
とほやま37.9%
えんざん17.2%
ゑんざん3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“遠山”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)7.1%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 年中行事・祭礼3.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ここは南の国で、空には濃きあいを流し、海にも濃き藍を流してその中によこたわる遠山とおやまもまた濃き藍を含んでいる。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのまた奥の方には、めったに好くは見えないが、かすか遠山とおやまのぼんやりした輪廓りんかくが現われている。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)
なにとなくうすさむい、其処等そこらかすみも、遠山とほやまゆきかげすやうで
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
くもかゝる遠山とほやまはたといふのは、くものかゝつてゐる景色けしきが、えてゐるのではありますまい。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
つくづく見て居るにその趣向は極めて平凡なれどその結構布置善く整ひ崖樹がいじゅ遠山えんざんとの組合せの具合など凡筆にあらず。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
遠山えんざんまゆを逆立てたさまが、怒れる羅浮仙らふせんのように凄艶に見えた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
がんの群今かへるらし雪のこる遠山ゑんざんの空をわたりて過ぎぬ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)