“遠山雲如”の読み方と例文
読み方割合
とおやまうんじょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寺門静軒が『江頭百詠』を刻した翌年(嘉永三年)遠山雲如とおやまうんじょが『墨水四時雑詠』を刊布した。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
五月十六日遠山雲如とおやまうんじょが京師の寓居ぐうきょに没した。享年五十四。『雲如先生遺稿』には洛北らくほく愛宕あたご郡浄善寺に葬るとしてあるが、『平安名家墓所一覧』には寺町今出川いまでがわ上ル上善寺としてあるそうである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)