“愛宕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あたご93.8%
おたぎ3.1%
をたぎ3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくて、日は愛宕あたごの西に去って、暮るれば大江戸は宵の五つ——。五つといえば、昔ながらに江戸の町はちょうど夕涼みのさかりです。
愛宕あたごさんのはうがよろしいな。第一大けおますわ。』と、お光は横の方にみすのかゝつたつぼねとでも呼びさうなところを見詰めてゐた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
こんなことを思って大納言のために愛宕おたぎの寺で誦経ずきょうをさせ、またそのほか故人と縁故のある寺でも同じく経を読ませた。
源氏物語:37 横笛 (新字新仮名) / 紫式部(著)
そして葬送の女房の車にしいて望んでいっしょに乗って愛宕おたぎの野にいかめしく設けられた式場へ着いた時の未亡人の心はどんなに悲しかったであろう。
源氏物語:01 桐壺 (新字新仮名) / 紫式部(著)
京のしゆに初音まゐろと家ごとにうぐひす飼ひぬ愛宕をたぎこほり
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
京の衆に初音まゐろと家毎に鶯飼ひぬ愛宕をたぎの郡
晶子鑑賞 (新字旧仮名) / 平野万里(著)