“愛宕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あたご94.1%
おたぎ2.9%
をたぎ2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくて、日は愛宕あたごの西に去って、暮るれば大江戸は宵の五つ——。五つといえば、昔ながらに江戸の町はちょうど夕涼みのさかりです。
こんなことを思って大納言のために愛宕おたぎの寺で誦経ずきょうをさせ、またそのほか故人と縁故のある寺でも同じく経を読ませた。
源氏物語:37 横笛 (新字新仮名) / 紫式部(著)
京のしゆに初音まゐろと家ごとにうぐひす飼ひぬ愛宕をたぎこほり
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)