“郡”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こおり39.0%
ぐん23.7%
ごおり20.3%
こほり11.9%
ごほり3.4%
カウンテイ1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
——御身おみたちもよく覚えて、お社近やしろぢか村里むらざとの、嫁、嬶々かか、娘の見せしめにもし、かつはこおりへも町へも触れい。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
若年寄わかどしより、寺社奉行、大目附おおめつけ御勘定ごかんじょう奉行、こおり奉行、御代官並びに手代てだい其の外与力に至るまで
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ここは信州諏訪のこおり、神宮寺村に神寂かんさび立つ日本第一大軍神、建御名方命たけみなかたのみことまつった社、諏訪明神の境内けいだい
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ここのとりでには、富士、庵原いはら、二ぐんをまもる徳川家とくがわけ松平周防守康重まつだいらすおうのかみやすしげがいる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕はぐん調しらべたのをちゃんとうつして予察図よさつずにして持っていたからほかの班のようにまごつかなかった。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
木曾の王滝おうたき、西野、末川の辺鄙へんぴな村々、むかぐん附知村つけちむらあたりからも人足を繰り上げて、継立ての困難をしのいでいることを告げた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
武州入間ごおり赤尾村に、磯五郎という目明めあかしがあり、同時に賭場を開いていて、大勢の乾児こぶんを養っていた。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
愛知県なんとかごおりなんとか村なん何兵衛なにべえの妹なにと云っているのは、若い女の声である。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そこは陸前のくに柴田ごおりの、岩入というところで、左に白石川の流れが見え、その流れはいま、街道とはなれつつあるが、広い河原をわたって、川の瀬音はまだはっきり聞えて来た。
「東山道、みちのくの末、信濃の国、十郡のその内に、つくまのこほり、新しのさとといふ所に、不思議の男一人はんべり、その名を物臭太郎ひぢかずと申すなり……」
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
おなじこほりうち小出嶋こいでしまあたりには多し、大河に近きゆゑ水気すゐきの霜となるゆゑにやあらん。
おなじこほりうち小出嶋こいでしまあたりには多し、大河に近きゆゑ水気すゐきの霜となるゆゑにやあらん。
ほのぼのとからし焼く火の夜は燃えて筑紫ごほりの春もいぬめり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
伊予国宇和ごほり——村
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
フリント市には、亜米利加の何処の町でもそうだが、カウンテイの刑務所とシティのそれと二つある。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)