“小村”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こむら75.0%
ハムレット8.3%
せうそん8.3%
をむら8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして養蠶やうさんせはしい四ぐわつすゑか五ぐわつはじめまでに、それを悉皆すつかりかねへて、また富士ふじ北影きたかげ燒石やけいしばかりころがつてゐる小村こむらかへつてくのださうである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
この男が姿を消す直前に、どうやらだれかそばにいた連中と口論して、特にこの村を「みじめなつまらん小村ハムレット」と言つて罵つている声を、偶然立ち聞きした者があつた。
此處こゝ谷間たにまる一小村せうそん急斜面きふしやめん茅屋くさやだんつくつてむらがつてるらしい、くるまないからくはわからないが漁村ぎよそんせうなるもの蜜柑みかんやま産物さんぶつらしい。人車じんしや軌道きだうむら上端じやうたんよこぎつてる。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
峡の小村をむらをよこしまに
測量船拾遺 (新字旧仮名) / 三好達治(著)