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『湯ヶ原ゆき』
ふりがな文庫
『
湯ヶ原ゆき
(
ゆがわらゆき
)
』
定めし今時分は閑散だらうと、其閑散を狙つて來て見ると案外さうでもなかつた。殊に自分の投宿した中西屋といふは部室數も三十近くあつて湯ヶ原温泉では第一といはれて居ながら而も空室はイクラもない程の繁盛であつた。少し當は違つたが先づ/\繁盛に越した …
著者
国木田独歩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
行
(
いらつ
)
止
(
どまり
)
入
(
はひつ
)
喫
(
すつ
)
空
(
すい
)
上
(
のぼり
)
終
(
をわ
)
結
(
し
)
臥
(
ねそ
)
合
(
あつ
)
下
(
くだり
)
閉
(
とづ
)
行
(
いつ
)
爲
(
しよ
)
香
(
かほり
)
弱
(
よわつ
)
連中
(
れんちゆふ
)
如何
(
いく
)
行
(
ゆか
)
切
(
きつ
)
向
(
むい
)
分
(
わから
)
下
(
さげ
)
小
(
せう
)
脊負
(
おぶつ
)
老爺
(
ぢいさん
)
被
(
かうむ
)
人形
(
じんぎやう
)
強
(
しひ
)
一寸
(
ちよつ
)
大
(
おほき
)
被
(
おほ
)
行
(
ぎやう
)
何處
(
どつか
)
可愛
(
かはゆ
)
下
(
おろ
)
分
(
ふん
)
出迎
(
でむかへ
)
其方
(
そのはう
)
打
(
うつ
)
現
(
あらは
)
行
(
ゆき
)
空
(
す
)
空虚
(
からつぽ
)
茅屋
(
くさや
)
傍
(
かたはら
)
難有
(
ありが
)
終
(
をは
)
義母
(
おつかさん
)
何
(
いづ
)
包
(
つゝみ
)
前
(
まへ
)
埋
(
うも
)
分
(
ぷん
)
大船
(
おほふな
)
季
(
どき
)
少
(
すこし
)
隙間
(
あひま
)
何時
(
いつし
)
必定
(
きつと
)
比
(
ひ
)
美味
(
びみ
)
泡立
(
あわだた
)
横
(
よこぎ
)
了
(
をは
)
一
(
ひとつ
)
最中
(
さいちゆう
)
拍子
(
びやうし
)
持
(
もつ
)
笹葉
(
さゝつぱ
)
立
(
たつ
)
豪
(
え
)
大違
(
おほちがひ
)
出立
(
しゆつたつ
)
女
(
をんな
)
現
(
あら
)
高低
(
かうてい
)
如何
(
どう
)
疲
(
くたび
)
皆
(
み
)
閉口
(
へいかう
)
大
(
おほ
)
間
(
あひだ
)
多少
(
いくら
)
家
(
いへ
)
暫時
(
しばら
)
晝飯
(
ちうはん
)
小
(
ちひ
)
地
(
ぢ
)
少
(
すく
)
光景
(
くわうけい
)
喋舌
(
しやべり
)
達
(
たつ
)
味
(
あぢ
)
思
(
おもひ
)
取
(
とつ
)
任
(
まかせ
)
午後
(
ごゝ
)
漸
(
やつ
)
幸
(
さいはひ
)