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多少
ふりがな文庫
“多少”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たせう
52.3%
たしょう
18.2%
たしよう
11.4%
いくら
9.1%
いくらか
4.5%
すこし
2.3%
タショウ
2.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たせう
(逆引き)
さて私の結婚
後
(
ご
)
の
生活
(
せいくわつ
)
は、
渦
(
うづ
)
のやうにぐる/\と私どもを
弄
(
もてあそ
)
ばうとしました、今猶
多少
(
たせう
)
の渦はこの
身邊
(
しんぺん
)
を取り
圍
(
かこ
)
みつゝあるけれども
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
多少(たせう)の例文をもっと
(23作品)
見る
たしょう
(逆引き)
母
(
はは
)
も、そう
思
(
おも
)
っていたようです。しかし、
母
(
はは
)
が
宝物
(
たからもの
)
と
思
(
おも
)
ったのは、
多少
(
たしょう
)
ぼくが
思
(
おも
)
ったのと、
意味
(
いみ
)
がちがうかもしれません。
時計と窓の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
多少(たしょう)の例文をもっと
(8作品)
見る
たしよう
(逆引き)
一、
最初
(
さいしよ
)
の
一瞬間
(
いつしゆんかん
)
に
於
(
おい
)
て
非常
(
ひじよう
)
の
地震
(
ぢしん
)
なるか
否
(
いな
)
かを
判斷
(
はんだん
)
し、
機宜
(
きゞ
)
に
適
(
てき
)
する
目論見
(
もくろみ
)
を
立
(
た
)
てること、
但
(
たゞ
)
しこれには
多少
(
たしよう
)
の
地震知識
(
ぢしんちしき
)
を
要
(
よう
)
す。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
多少(たしよう)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
いくら
(逆引き)
時々さう思ふ事がある、あの人の水臭い仕打の有るのは、
多少
(
いくら
)
か自分を
侮
(
あなど
)
つてゐるのではあるまいか。自分は
此家
(
ここ
)
の厄介者、あの人は家附の娘だ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
多少(いくら)の例文をもっと
(4作品)
見る
いくらか
(逆引き)
多少
(
いくらか
)
纏まった銭が骨折れずに入った時であったから、何時もちょび/\本を売っては
可笑
(
おかし
)
な処ばかしを
彷徨
(
うろつ
)
いていたが、今日は少し気楽な贅沢が為て見たくなって
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
多少(いくらか)の例文をもっと
(2作品)
見る
すこし
(逆引き)
それも
多少
(
すこし
)
は祖母を引うけた家から
扶助
(
みつい
)
でもらって僅かに
糊口
(
くらし
)
を立てていたので、お秀の給料と針仕事とでは三人の口はとても
過活
(
すぐ
)
されなかった。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
多少(すこし)の例文をもっと
(1作品)
見る
タショウ
(逆引き)
ケサ、
六時
(
ロクジ
)
、
林房雄氏
(
ハヤシフサオシ
)
ノ
一文
(
イチブン
)
、
読
(
ヨ
)
ンデ、
私
(
ワタシ
)
カカナケレバナルマイト
存
(
ゾン
)
ジマシタ。
多少
(
タショウ
)
ノ
悲痛
(
ヒツウ
)
ト、
決断
(
ケツダン
)
、カノ
小論
(
ショウロン
)
ノ
行間
(
ギョウカン
)
ヲ
洗
(
アラ
)
イ
流
(
ナガ
)
レテ
清潔
(
セイケツ
)
ニ
存
(
ゾン
)
ジマシタ。
文壇
(
ブンダン
)
、コノ四、五
年
(
ネン
)
ナカッタコトダ。
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
多少(タショウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“多少”の意味
《名詞》
多少(たしょう)
多いことと少ないこと。多いか少ないか。
少量。小規模。ある程度。
《形容動詞》
多少(たしょう)
少量ではあるが、無視できるほど皆無ではなく。
(出典:Wiktionary)
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“多少”の類義語
寸
少少
“多少”で始まる語句
多少銭
多少飯事
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人数之多少
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