“扶助”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たすけ46.2%
ふじょ23.1%
たすく15.4%
ふじよ7.7%
みつい7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“扶助”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語6.3%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.3%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
証文しょうもんなしでぜにしたとか、貧窮ひんきゅう友人ゆうじん扶助たすけあたえぬのをはじとしていたとか
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
暗澹あんたん沈鬱ちんうつ。われ山にむかいて目をあぐ。わが扶助たすけはいずこよりきたるや。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
あの女は一生おのれを扶助ふじょしてくれるはずの良人を失った上に、しかもその良人を誰と名指すこともできない。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
一臂いっぴの力を出し扶助ふじょせんと思いりしが、かくてはその災害さいがいを待つにおなじくして本意ほんいに非ざれば
あれが一人の母のことは彼さへ居ねば我夫にも話して扶助たすくるに厭は云はせまじく、また厭といふやうな分らぬことを云ひも仕ますまいなれば掛念はなけれど、妾が今夜来たことやら蔭で清をば劬ることは
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
あれが一人の母のことは彼さえいねば我夫にも話して扶助たすくるに厭は云わせまじく、また厭というような分らぬことを云いもしますまいなれば掛念けねんはなけれど、妾が今夜来たことやらかげで清をばいたわることは
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
何か探しに——何か扶助ふじよの見込みか、せめて仕事を教へてくれる人なりと探して、小徑の一番端に小ぢんまりした家が一軒建つてゐる。
そして若し我々の精力が求めても得られぬ扶助ふじよを求めてゐると思はれるときにも——我々の意志が我々の行けない途を無理にも行かうとするときにも——我々は榮養不良の爲めに飢ゑることも、絶望して立ち盡すことも要らないのです。
それも多少すこしは祖母を引うけた家から扶助みついでもらって僅かに糊口くらしを立てていたので、お秀の給料と針仕事とでは三人の口はとても過活すぐされなかった。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)