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故意
ふりがな文庫
“故意”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わざ
77.2%
こい
13.8%
わざと
4.2%
ことさら
3.0%
せい
1.2%
わざ/\
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わざ
(逆引き)
日本風の油でかためて櫛の目を劃然と入れた分け方を嫌つて、自分は油無しのばさばさの髮を、
故意
(
わざ
)
と女持の大きな櫛で分けてゐる。
貝殻追放:002 新聞記者を憎むの記
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
故意(わざ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
こい
(逆引き)
とかく我々が思わぬことを聞いたり見たりすると、一時
案外
(
あんがい
)
の驚きに打たれて、その人が
故意
(
こい
)
に我を
欺
(
あざむ
)
けりと判断することがある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
故意(こい)の例文をもっと
(23作品)
見る
わざと
(逆引き)
いえ、ただ
通懸
(
とおりかか
)
った者でがんすがその方が
強
(
えら
)
くお
塩梅
(
あんばい
)
の悪い様子、お案じ申して、へい、
故意
(
わざと
)
。という声耳に入りたりけん。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
故意(わざと)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
ことさら
(逆引き)
と、
斯
(
こ
)
う考えたので、彼は
故意
(
ことさら
)
に小さくなって、
宛
(
さな
)
がら死せるように
鎮
(
しずま
)
っていた。
対手
(
あいて
)
が
温順
(
おとなし
)
いので、忠一も少しく油断した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
故意(ことさら)の例文をもっと
(5作品)
見る
せい
(逆引き)
それも通常一般な
窯焚
(
かまた
)
きが
窯主
(
かまぬし
)
に
仇
(
あだ
)
するような
拙
(
つたな
)
い手法でなく、後に誰が見ても、その製作が久米一の手落ちなためで、火入れの
故意
(
せい
)
ではないように見せるべく苦心をした。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
故意(せい)の例文をもっと
(2作品)
見る
わざ/\
(逆引き)
能々
(
よく/\
)
見るに殊の
外
(
ほか
)
大掛
(
おほがか
)
りなりしかば心中大に悦び段右衞門に向かひて我等此節は
不仕合
(
ふしあは
)
せにて諸事に
運惡
(
うんわる
)
く
資本
(
もとで
)
まで
負
(
まけ
)
失
(
うしな
)
ひたり因て此藤澤宿迄
故意
(
わざ/\
)
無心
(
むしん
)
に來しなり又我等が
仕合
(
しあはせ
)
好
(
よく
)
ば
返濟
(
へんさい
)
すべき
間
(
あひだ
)
暫時
(
しばらく
)
の
中
(
うち
)
金子五十兩
貸給
(
かしたま
)
はれと申ければ段右衞門も大事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
故意(わざ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
“故意”の解説
故意(こい)とは、一般的にはある行為が意図的なものであることを指し、法律上は他人の権利や法益を侵害する結果を発生させることを認識しながら、それを容認して行為することをいう。
(出典:Wikipedia)
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“故意”で始まる語句
故意々々
検索の候補
故意々々
意故地
意欲還故巣
“故意”のふりがなが多い著者
大倉燁子
国枝史郎
小栗虫太郎
夏目漱石
三遊亭円朝
国木田独歩
室生犀星
水上滝太郎
アントン・チェーホフ
樋口一葉