トップ
>
ことさら
ふりがな文庫
“ことさら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
コトサラ
語句
割合
殊更
82.9%
故
6.6%
特更
4.6%
故意
3.3%
特
1.3%
所故
0.7%
故更
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殊更
(逆引き)
脚を重ねて
椅子
(
いす
)
に座す。ポケットより新聞と老眼鏡とを取り出し
殊更
(
ことさら
)
に顔をしかめつつこれを読む。しきりにゲップす。やがて
睡
(
ねむ
)
る。
饑餓陣営:一幕
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ことさら(殊更)の例文をもっと
(50作品+)
見る
故
(逆引き)
彼の眼は子供のように、純粋な感情を
湛
(
たた
)
えていた、若者は彼と眼を合わすと、
慌
(
あわ
)
ててその視線を避けながら、
故
(
ことさら
)
に馬の
足掻
(
あが
)
くのを叱って
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ことさら(故)の例文をもっと
(10作品)
見る
特更
(逆引き)
特更
(
ことさら
)
あれは支那流というのですか病人流というのですか知りませんが、紳士淑女となると何事も自分では仕無いで、アゴ指図を極め込んで甚だ尊大に構えるのが当世ですネ。
旅行の今昔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ことさら(特更)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
故意
(逆引き)
のみならず、兄の眼から見れば、彼女が
故意
(
ことさら
)
に自分にだけ親しみを表わしているとしか解釈ができまいと考えて誰にも打ち明けられない苦痛を感じた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ことさら(故意)の例文をもっと
(5作品)
見る
特
(逆引き)
そこで
特
(
ことさら
)
に
洋燈
(
ランプ
)
を取って左の手にしてその図に
近〻
(
ちかぢか
)
と臨んで、
洋燈
(
ランプ
)
を動かしては光りの強いところを観ようとする部分〻〻に移しながら看た。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ことさら(特)の例文をもっと
(2作品)
見る
所故
(逆引き)
と謂ツて學士は、何も謹嚴に構へて、
所故
(
ことさら
)
に
他
(
ひと
)
に白い齒を見せぬといふ
意
(
つもり
)
では無いらしい。一體が
榮
(
は
)
えぬ
質
(
たち
)
なのだ。顏は
蒼
(
あを
)
ツ
白
(
ちろ
)
い方で、鼻は尋常だが、少し
反
(
そ
)
ツ
齒
(
ぱ
)
である。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
ことさら(所故)の例文をもっと
(1作品)
見る
故更
(逆引き)
故更
(
ことさら
)
に
桁
(
けた
)
を
外
(
はず
)
れた馬鹿々々しい種々雑多な真似をして一々その経験を
味
(
あじわ
)
って見て、これが
人生
(
ジーズニ
)
だよと喜んでいた。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ことさら(故更)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
わざ
ことさ
わけ
わざと
コト
せい
こと
から
かるがゆえ
かれ