“齒”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
80.6%
5.6%
2.8%
はッ2.8%
はツ2.8%
2.8%
よはひ2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし今迄いまゝで朝鮮猫てうせんねこ始終しじゆう露出むきだしてるなんてことちつともりませんでした、眞個ほんとらずにましたわ、ねこ露出むきだすなんてこと
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
二つの手桶に溢るゝほど汲みて、十三は入れねば成らず、大汗に成りて運びけるうち、輪寶りんぼうのすがりしゆがの水ばき下駄、前鼻緒のゆる/\に成りて、指を浮かさねば他愛の無きやう成し
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
うちに靈獸ひそみゐて青きほのほめば
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
根生こんじやうまがりの、ひねつこびれの、どんもりの、はッかけの、嫌やな奴め、這入つて來たら散々といぢめてやる物を、歸つたは惜しい事をした、どれ下駄をお貸し、一寸見てやる
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
はツかけの、やなやつめ、這入はいつてたら散々さん/″\いぢめてやるものを、かへつたはしいことをした、どれ下駄げたをおし、一寸ちよつとてやる、とて正太しようたかわつてかほせばのきあまだれ前髮まへがみちて
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
と謂ツて學士は、何も謹嚴に構へて、所故ことさらひとに白い齒を見せぬといふつもりでは無いらしい。一體がえぬたちなのだ。顏はあをちろい方で、鼻は尋常だが、少しである。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
二十年前は僅に漢書を讀て學者の名に恥ぢざりしものも、今は漢書に兼て洋書を知らざれば學者の社會によはひす可らず。我人民は横文を解するの知見を増して文明を進めたるものなり。
帝室論 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)