“齒痛”の読み方と例文
新字:歯痛
読み方割合
しつう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
齒痛しつうおのづからをさまつたので、あきおそはれるやうさむ氣分きぶんは、すこかるくなつたけれども、やがて御米およね隱袋ぽつけつとからして粉藥こぐすりを、ぬるいてもらつて、しきりに含嗽うがひはじめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
われもまたほの淡き齒痛しつうをおぼゆ。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)