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所故
ふりがな文庫
“所故”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ことさら
25.0%
わけ
25.0%
わざ
25.0%
わざと
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことさら
(逆引き)
と謂ツて學士は、何も謹嚴に構へて、
所故
(
ことさら
)
に
他
(
ひと
)
に白い齒を見せぬといふ
意
(
つもり
)
では無いらしい。一體が
榮
(
は
)
えぬ
質
(
たち
)
なのだ。顏は
蒼
(
あを
)
ツ
白
(
ちろ
)
い方で、鼻は尋常だが、少し
反
(
そ
)
ツ
齒
(
ぱ
)
である。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
所故(ことさら)の例文をもっと
(1作品)
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わけ
(逆引き)
風早學士は、其の薄暗い物象と陰影とを
眗
(
みまは
)
して、一種耐へ難い悲哀の感に打たれた……彼自身にも何んの
所故
(
わけ
)
か、
因
(
わけ
)
が解らなかツたけれども、其の感觸は深刻に彼の胸を
剡
(
けづ
)
る。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
所故(わけ)の例文をもっと
(1作品)
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わざ
(逆引き)
お房は、
所故
(
わざ
)
とケロリとした顏をして、
酸漿
(
ほゝづき
)
を
鳴
(
な
)
らしてゐた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
所故(わざ)の例文をもっと
(1作品)
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わざと
(逆引き)
「お房かな。」と思ツて、
所故
(
わざと
)
振向
(
ふりむ
)
きもせずにゐる。果してお房だ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
所故(わざと)の例文をもっと
(1作品)
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所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
“所”で始まる語句
所謂
所以
所
所詮
所為
所作
所業
所在
所々
所有