“眗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みまわ79.3%
みまは12.1%
みま8.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青き袷(あわせ)に黒き帯して瘠(や)せたるわが姿つくづくと眗(みまわ)しながら寂(さみ)しき山に腰掛けたる、何人(なにびと)もかかる状(さま)は、やがて皆孤児(みなしご)になるべき兆(きざし)なり。
清心庵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彌次郎(やじらう)が其(そ)の時代(じだい)には夢(ゆめ)にも室氣枕(くうきまくら)の事(こと)などは思(おも)ふまい、と其處等(そこいら)を眗(みまは)すと、又(また)一人々々(ひとり/\)が、風船(ふうせん)を頭(あたま)に括(くゝ)つて、ふはり/\と浮(う)いて居(ゐ)る形(かたち)もある。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
魘(おそ)われたるごとく四辺(あたり)を眗(みま)わし、慌(あわただ)しく画(え)の包をひらく、衣兜(かくし)のマッチを探り、枯草に火を点ず。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)