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眗
読み方 | 割合 |
みまわ | 79.3% |
みまは | 12.1% |
みま | 8.6% |
青き
袷に黒き帯して
瘠せたるわが姿つくづくと
眗しながら
寂しき山に腰掛けたる、
何人もかかる
状は、やがて皆
孤児になるべき
兆なり。
彌次郎が
其の
時代には
夢にも
室氣枕の
事などは
思ふまい、と
其處等を
眗すと、
又一人々々が、
風船を
頭に
括つて、ふはり/\と
浮いて
居る
形もある。
魘われたるごとく
四辺を
眗わし、
慌しく
画の包をひらく、
衣兜のマッチを探り、枯草に火を点ず。