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魘
ふりがな文庫
“魘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うな
62.9%
おび
17.2%
おそ
13.9%
うなさ
4.0%
えん
0.7%
お
0.7%
おそは
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うな
(逆引き)
お久美、よく診てもらうがいい。
魘
(
うな
)
されることを、お医師さまに詳しく話してみな。何だか知らないが、わたしはどうも馬鹿なことを
あの顔
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
魘(うな)の例文をもっと
(50作品+)
見る
おび
(逆引き)
颱風
(
たいふう
)
……その
魘
(
おび
)
え切った霊魂のドン底に
纔
(
わず
)
かに生き残っている人間らしい感情までも、脅やかし、吹き飛ばし、掠奪しようとする。
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
魘(おび)の例文をもっと
(26作品)
見る
おそ
(逆引き)
「なぜお前そんな心配げな
目附
(
めつき
)
をしているのだい。なんでもないじゃないか。丈夫な時だって、夢に
魘
(
おそ
)
われて飛び起きる事はあるからなあ。」
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
魘(おそ)の例文をもっと
(21作品)
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▼ すべて表示
うなさ
(逆引き)
しかし彼は、余りに米が沢山にあるので、貧乏人の子が黄金の中へ寝かされたように、少しとろとろとすると
魘
(
うなさ
)
れていた。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
魘(うなさ)の例文をもっと
(6作品)
見る
えん
(逆引き)
第二種(夢想編)夢、奇夢、夢告、
夢合
(
ゆめあわせ
)
、眠行、
魘
(
えん
)
妖怪学講義:02 緒言
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
魘(えん)の例文をもっと
(1作品)
見る
お
(逆引き)
女将も評判のキンキン声であったが、きょうは何となく
魘
(
お
)
びえている様子……。
冗談に殺す
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
魘(お)の例文をもっと
(1作品)
見る
おそは
(逆引き)
劇
(
はげし
)
く物思ひて
寝
(
い
)
ねざりし夜の明方近く疲睡を催せし貫一は、新緑の雨に暗き七時の
閨
(
ねや
)
に
魘
(
おそは
)
るる夢の苦く
頻
(
しきり
)
に
呻
(
うめ
)
きしを、
老婢
(
ろうひ
)
に
喚
(
よば
)
れて、覚めたりと知りつつ
現
(
うつつ
)
ならず又睡りけるを
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
魘(おそは)の例文をもっと
(1作品)
見る
魘
漢検1級
部首:⿁
24画
“魘”のふりがなが多い著者
夢野久作
モーリス・ルヴェル
三遊亭円朝
小栗虫太郎
谷崎潤一郎
泉鏡花
国枝史郎
徳田秋声
中里介山
泉鏡太郎