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老婢
ふりがな文庫
“老婢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ばあや
45.7%
ろうひ
43.5%
ばあさん
4.3%
ばあ
2.2%
はしため
2.2%
らうひ
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばあや
(逆引き)
老婢
(
ばあや
)
の話によると、宇都宮の
在
(
ざい
)
にいる老人の甥の娘とかが今度むこを取るについて、わざわざ呼ばれて行ったということであった。
半七捕物帳:21 蝶合戦
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
老婢(ばあや)の例文をもっと
(21作品)
見る
ろうひ
(逆引き)
家を出て女給にでもと相談をかけられたのを留めたのも
老婢
(
ろうひ
)
のまきであつたし、それかと言つて、家にゐて伯母夫婦の養女になり
蔦の門
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
老婢(ろうひ)の例文をもっと
(20作品)
見る
ばあさん
(逆引き)
平常
(
いつも
)
と違って客はないし、
階下
(
した
)
で
老婢
(
ばあさん
)
が
慈姑
(
くわい
)
を煮る香ばしい臭いをききながら、その夜くらい好い寝心地の夜はなかった。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
老婢(ばあさん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ばあ
(逆引き)
たまにそれとなく入っていって柳沢の留守に
老婢
(
ばあ
)
さんと茶の間の
火鉢
(
ばち
)
のところで、聞かれるままにお前の
噂
(
うわさ
)
ばなしなどをしたりして
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
老婢(ばあ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はしため
(逆引き)
姿
(
なり
)
こそ
嶋田
(
しまだ
)
の
大人
(
をとな
)
づくらせたれど
正
(
しよう
)
の
處
(
ところ
)
は
人形
(
にんぎやう
)
だいて
遊
(
あそ
)
びたきほどの
嬰兒
(
ねヽ
)
さまが
俄
(
には
)
かに
落
(
おち
)
し
木
(
き
)
の
下
(
した
)
の
猿
(
さる
)
同
(
どう
)
やう、
涙
(
なみだ
)
のほかに
何
(
なん
)
の
考
(
かんが
)
へもなくお
民
(
たみ
)
と
呼
(
よ
)
ぶ
老婢
(
はしため
)
の
袖
(
そで
)
にすがつて
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
老婢(はしため)の例文をもっと
(1作品)
見る
らうひ
(逆引き)
これは
阿呆
(
あはう
)
な子で、学校へ行くのが厭だと云つて居るのですと
老婢
(
らうひ
)
はよく私に教へました。さう云はれます度に私は
身慄
(
みぶる
)
ひがしました。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
老婢(らうひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“老婢”の意味
《名詞》
高齢の下女。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
婢
漢検1級
部首:⼥
11画
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老女
老木
“老婢”のふりがなが多い著者
近松秋江
ロマン・ロラン
ヴィクトル・ユゴー
岡本綺堂
内田魯庵
樋口一葉
岡本かの子
菊池寛
佐々木味津三
幸田露伴