“涙”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なみだ91.6%
なんだ7.7%
あめ0.3%
るい0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“涙”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)17.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.1%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そして俄かにあんまりの明るさと、あの兄妹のかあいそうなのとに、眼がチクチクッと痛み、なみだがぼろぼろこぼれたのです。
黄いろのトマト (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
縦令たとえ何事なにごとありともなみだすまい。』——わたくしかたくそう決心けっしんしました。
「ああ琴をひいている……」と思えばしんの臓をむしらるる心地ここちして、武男はしばし門外になんだをぬぐいぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
驚きたる武男は、浪子の遺書を持ちたるまま、なんだを払ってふりかえりつつ、あたかも墓門に立ちたる片岡中将と顔見合わしたり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
ほかに仕樣もないじゃありませんか? 昨日なんぞは、それ、あの小部屋に閉じこめて錠をおろして出かけたんでして、そのため今日はこうしてあめが降りだしたという次第なんです。だってあなた、考えてもみてください、ほかになんとも仕樣がなかったんですよ。
るいあともみせず、泣いていない顔は、ただ白かった。仮面めんのように、うごかない表情の白さだった。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)