“なみだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ナミダ
語句割合
63.0%
27.6%
4.4%
波立2.8%
0.8%
暗涙0.4%
浪立0.4%
涙珠0.4%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さあちゃん。きっとこいつはします。早くをおふきなさい。まるで顔中ぐじゃぐじゃだ。そらええああすっかりさっぱりした。
黄いろのトマト (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
生残た妻子の愁傷は実に比喩を取るに言葉もなくばかり、「嗟矣幾程歎いても仕方がない」トいう口の下からツイに置くはの露
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ともはぬ島田がめ今日かしいとぐれのくむもあるべし、のおとても惡魔りにはあるまじ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
は、のために波立っていました。からすはぶように、く、きさわいでいました。そして、は、だんだんとれかかっていたのです。
高い木と子供の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
平和家を啜つて曰く、往昔の日本は実に無量の罪悪を犯せり、われ幸にして、当時貴邦に遊ばず、若し遊びしならば、我は為に懊悩して死せしならむと。
想断々(1) (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
お貞がこの衷情に、少年はく動かされつ。思わず暗涙を催したり。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ラップは真面目にこう言いながら、しかも太い腹だけはおかしそうに絶えず浪立たせていました。が、僕は笑うどころか、あわててある河童をつかまえようとしました。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
舌よりも真実を語る涙をば溢らす眼に、返辞せぬ夫の方を気遣ひて、見れば男は露一厘身動きなさず無言にて思案の頭重くれ、ぽろり/\と膝の上に散らす涙珠ちて声あり。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
顧うにその弟子が、彼が骨冷なる後に至るまで、なおを垂れて松陰先生を説くもの、にその故なしとんや。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)