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『想断々(1)』
ふりがな文庫
『
想断々(1)
(
そうだんだん(1)
)
』
労苦界と戦争 ヱデンの園にアダム、神の禁を破りし時、ヱホバは彼に告げて言ひけるは「汝は一生の間、労苦して其食を得ん」と。蓋し労苦の世界は即ち戦争の世界なり。労苦よりして凡悩も利慾も迷盲も生ずるなれ、是等の者は即ち人生の戦争に対する肥糧なり。 …
著者
北村透谷
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「平和 一號」平和社(日本平和會)、1892(明治25)年3月15日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
泣
(
なみだ
)
尠
(
まれ
)
言
(
ことば
)
雖
(
いへども
)
腥
(
なま
)
歴山
(
れきざん
)
況
(
いは
)
凡
(
すべ
)
謔
(
ぎやく
)
誡
(
いま
)
蓋
(
けだ
)
苟
(
いやし
)
曾
(
か
)
拿翁
(
なをう
)
悪
(
にく
)
堪
(
た
)
円
(
まろ
)
然
(
しか
)
而
(
しか
)
摳
(
う
)
若
(
も
)
往昔
(
むかし
)
詛
(
のろ
)
如何
(
いか
)
豈
(
あに
)
逐
(
お
)