“雖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いえど40.2%
いへど32.2%
いへども13.2%
いえども4.8%
いへ3.2%
いえ3.2%
イエド1.3%
ども1.0%
イヘド1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何人とも、少くも既に主義となって形成せられた現在の文芸の主義に対して、根本的に其の主義の善悪を言うことは間違っている。
若き姿の文芸 (新字新仮名) / 小川未明(著)
大略なりとも、予が連日連夜の苦悶は、卿等必ずや善く了解せん。予は本多子爵を殺さざらんが為には、予自身を殺さざる可らず。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
緑雨は巧に現社界の魔毒を写出せり。世々良伯は少しく不自然の傾きを示すと、今日の社界をる事甚だ遠しとは言ふ可らず。
りと、本校の恩人大隈公は余を許してその末に加わらしめ、校長・議員・幹事・講師諸君もだ余を擯斥せざるものの如し。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
ばるゝとども因果片輪見世物の如くばるゝのにあらねば、決して/\心配すべきにあらす。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
「五貫目玉を、五十丁の先まで射出して、的の黒星を打ち抜く火薬は、日本広しとども、作り手はたった一人しか無い、それは——稲富——」
江戸の火術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
レ、仏日没ストモ、余輝未ダ隠レズ、法水乾クト雖モ、遺潤ナオ存セリ。吾等、ニヨリテ毒酔ヲサマシ、之ニヨリテ覚芽ス。ニアラズヤ。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寝床われを呑み、睡眠われを無何有郷に抱き去らんとす。然れわれは生命ある霊景と相契和しつゝあるなり。枕頭の燈火、が為に広室を守るぞ。
松島に於て芭蕉翁を読む (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
諸卒相揃ハズトモ、九日ニ姫路ヲ立チ、昼夜ノ境モナク、人馬ノ息ヲモ休メズ、尼ヶ崎ニ至ル。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)