“いへども”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
97.6%
云共2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊太利に名どころ多しといへども、このアマルフイイの右に出づるもの少かるべし。われは天下の人のことごとくこれを賞することを得ざるをうらみとす。
法律はふりつてらしても明白あきらかだ、何人なにびといへども裁判さいばんもなくして無暗むやみひと自由じいううばこと出來できるものか! 不埒ふらちだ! 壓制あつせいだ!
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
呼び手前一人ひとりあとに殘されたと云ふが御奉行樣が何を御聞なされたかはなしてきかせよと云共いへども大岡殿よりかね口止くちどめありしかばさらに物を云ず默止もくしるにぞ久兵衞は急込じれこみヤイ三吉何を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)