“豫”のいろいろな読み方と例文
新字:予
読み方割合
かね69.6%
あらかじ25.3%
あらか2.5%
か1.3%
かねて1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豫(かね)て此家(こゝ)に居る頃、三七を殺すつもりで仕掛けて置いた、梁(はり)の上の鐵砲の火皿に、火をつけた線香を立てて、素知らぬ顏をして歸つた
此(この)遊歩(いうほ)の間(あひだ)、武村兵曹(たけむらへいそう)の命(めい)ずる儘(まゝ)に、始終(しじゆう)吾等(われら)の前(まへ)になり、後(うしろ)になつて、豫(あらかじ)め猛獸(まうじう)毒蛇(どくじや)の危害(きがい)を防(ふせ)いで呉(く)れた、一頭(いつとう)の猛犬(まうけん)があつた。
熟(とく)と聞かれて嘉川家の一件豫(あらか)じめ推量(おしはか)られ右島と申す女の殺されし事は正月廿五日過(すぎ)の事と思はるゝにより當二月二日寺社(じしや)奉行黒田豐前守(ぶぜんのかみ)より兩奉行所へ掛合(かけあひ)ありし節(せつ)の帳面を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
K——君の家はその長々しい町のはづれに在り、豫(か)ねて聞いてゐた樣に酒類を商ふ古めかしい店構へであつた。
鳳来寺紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
物語り然れば明後日は豫(かねて)の本望(ほんまう)成就(じやうじゆ)仕つらんと云けるにお花は元來友次郎も雀踊(こをどり)して喜び是(これ)偏(ひと)へに大岡殿の仁心(じんしん)より出る處なりと南の方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)