“武村兵曹”の読み方と例文
読み方割合
たけむらへいそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此(この)遊歩(いうほ)の間(あひだ)、武村兵曹(たけむらへいそう)の命(めい)ずる儘(まゝ)に、始終(しじゆう)吾等(われら)の前(まへ)になり、後(うしろ)になつて、豫(あらかじ)め猛獸(まうじう)毒蛇(どくじや)の危害(きがい)を防(ふせ)いで呉(く)れた、一頭(いつとう)の猛犬(まうけん)があつた。
其(その)翌朝(よくてう)日出雄少年(ひでをせうねん)と私(わたくし)とが目醒(めざ)めたのは八時(じ)※(すぎ)で櫻木海軍大佐(さくらぎかいぐんたいさ)は、武村兵曹(たけむらへいそう)をはじめ一隊(いつたい)の水兵(すいへい)を引卒(ひきつ)れて、何處(いづこ)へか出去(いでさ)つた後(あと)であつた。
さてまた、弦月丸(げんげつまる)沈沒(ちんぼつ)の間際(まぎわ)に、船長(せんちやう)をはじめ船員(せんゐん)一同(いちどう)の醜態(しゆうたい)は、聽(き)く人(ひと)愕(おどろ)き怒(いか)らざるなく、短氣(たんき)の武村兵曹(たけむらへいそう)は眼(め)を光(ひか)らして