“間際”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まぎわ84.2%
まぎは13.9%
がけ1.0%
すき1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雅楽所を出る時は、それがほんのつけたりになってしまった。自分はいよいよ彼に別れる間際(まぎわ)になって、始めて四(よ)つ角(かど)の隅(すみ)に立った。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
兎角(とかく)するうちに月(つき)が滿(み)ちた。愈(いよ/\)生(うま)れるといふ間際(まぎは)迄(まで)日(ひ)が詰(つま)つたとき、宗助(そうすけ)は役所(やくしよ)へ出(で)ながらも、御米(およね)の事(こと)がしきりに氣(き)に掛(かゝ)つた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
御承知か知りませんが、鰒に中毒(あた)ると何もかも痲痺(しびれ)てしもうて、一番しまい間際(がけ)に聴覚(みみ)だけが生き残ります。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
だからお前さんさえ開閉(あけたて)を厳重に仕ておくれなら先(ま)ア安心だが、お前さんも知ってるだろう此里(ここ)はコソコソ泥棒や屑屋(くずや)の悪い奴(やつ)が漂行(うろうろ)するから油断も間際(すき)もなりや仕ない。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)