“まぎは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
間際87.5%
眞際6.3%
真際6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやしくも最高学府へ卒業間際まぎはまで通つたといふ君が、大工の見習ぢや納まるまいと思つてさ。しかし、昨今の生活は、僕も見るに見兼ねてゐる。
長閑なる反目 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
金、純銀、朱、白鉛、光りてあざやかなるインドの木、碎けし眞際まぎはの新しき縁の珠も 七三—七五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
お互に伯林を立たうと思つてゐる真際まぎはに、あの男は着いたので、一寸ちよつと逢つたきりだつたらう。
魔睡 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)