“間隙”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かんげき69.2%
すき19.2%
すきま7.7%
はざま1.9%
ひずみ1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“間隙”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語5.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それ故に概念的契機の集合としての「いき」と、意味体験としての「いき」との間には、越えることのできない間隙かんげきがある。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
主任建造者たるフイイーの考案によって巧みに明けられた数個の間隙かんげきからは、銃身が差し出されるようになっていた。
見ればいぬる日鷲郎と、かの雉子きぎすを争ひける時、間隙すきを狙ひて雉子をば、盗み去りし猫なりければ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
経験が知識を生んで、今度このたびはいうべき事もかねて用意して、じれッたそうに挿頭かんざしで髪をきながら、漸くのおもい間隙すきを見附け
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
曾根は、戸の間隙すきまからでも入って来て、何時の間にか三吉の前に坐っている人のようであった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ト、様々にいひ紛らし、間隙すきまを見て逃げんと構ふるにぞ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
さてむかひ居たらんを見ばやと思ひて、やをら歩み出でて、すだれの間隙はざまに入り給ひぬ。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
我他彼此がたびしするのが薄々分るので、弥以いよいよもってたまらず、無い用をこしらえて、この時二階を降りてお勢の部屋の前を通りかけたが、ふと耳を聳て、抜足をして障子の間隙ひずみから内をのぞいてはッと顔※お勢が伏臥うつぶしになッて泣……い……て……
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)