“放電間隙”の読み方と例文
読み方割合
ほうでんかんげき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天井に、大きな放電間隙ほうでんかんげきの球が二つ、前と同じ姿でぶらさがっているが、それから下へ出ていた二本の針金は、どこかへ吹きとんでしまってない。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
何万ボルトの電撃という一語であらゆるサージの形を包括していた。放電間隙ほうでんかんげきと電位差と全荷電とが同じならばすべてのスパークは同じとして数えられた。
量的と質的と統計的と (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
もし待望の三千万ボルトを越える超高圧の空中電気がこの塔に落ちたら、この研究所の大広間の天井につってある二つの大きな球形きゅうけい放電間隙ほうでんかんげきに、ぴちりと火花がとぶはずであった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)