『量的と質的と統計的と（りょうてきとしつてきととうけいてきと）』

古代ギリシアの哲学者の自然観照ならびに考察の方法とその結果には往々現代の物理学者、化学者のそれと、少なくも範疇的には同様なものがあった。特にルクレチウスによって後世に伝えられたエピキュリアン派の所説中には、そういうものが数え切れないほどにあ …

著者	寺田寅彦
ジャンル	自然科学 > 自然科学 > 科学理論 科学哲学
初出	「科学」1931（昭和6）年10月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約16分（500文字/分）
朗読目安時間	約26分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

主家（おもや） 風（ふう） 庇（ひさし） 相貌（そうぼう） 一隅（いちぐう） 電堆（でんたい） 雑魚（ざこ） 闇（やみ） 賤（いや） 蛙（かえる） 虱（しらみ） 藁（わら） 蕪辞（ぶじ） 萌芽（ほうが） 菊池（きくち） 継子（ままこ） 範疇（はんちゅう） 呑舟（どんしゅう） 畢竟（ひっきょう） 漠然（ばくぜん） 渾沌（こんとん） 泡（あわ） 業（わざ） 排泄（はいせつ） 把握（はあく） 愕然（がくぜん） 店子（たなこ） 僅少（きんしょう） 室（へや） 在（あ）