“虱”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しらみ97.7%
しら0.8%
むし0.8%
ムシ0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“虱”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語7.7%
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ4.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そうして、そのなめらかな水面を、陽気な太鼓の音、笛の、三味線の音がしらみのようにむずかゆく刺している。
ひょっとこ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ストーヴの上にしらみや南京虫が落ちると、プツン、プツンと、音をたてて、人が焼ける時のような生ッ臭いにおいがした。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
何んだと、錢形の親分だ。へツ、親分が聽いて呆れらア、安岡つ引のくせにしやがつて、——秋山のお喜美が殺されたのを調べたきや、芝か品川へかけて、五十人もの男をしらつぶしに洗つて見ろ、あの阿魔を殺したがつて居る野郎は五人や七人ぢやねえ筈だ——俺が殺したといふのか? くそでもくらへ、この手で殺し兼ねたからこそ斯うして自棄やけ酒を呑んで居るんだ。
「——おむしがたかっているかもしれないから、べつな所へ置いて、お肌着もお下帯も、熱い湯にひたして洗わせますように」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
□安宿で困るのは、便所のきたなさ、食器のきたなさ、夜具のきたなさ、ムシのきたなさ、等々であろう。
四国遍路日記 (新字新仮名) / 種田山頭火(著)