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『四国遍路日記』
ふりがな文庫
『
四国遍路日記
(
しこくへんろにっき
)
』
十一月一日晴、行程七里、もみぢ屋という宿に泊る。 ——有明月のうつくしさ。 今朝はいよいよ出発、更始一新、転一歩のたしかな一歩を踏み出さなければならない。 七時出立、徳島へ向う(先夜の苦しさを考え味わいつつ)。 このあたりは水郷である、吉野 …
著者
種田山頭火
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約54分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
虱
(
ムシ
)
三椏
(
ミツマタ
)
魚籠
(
ビク
)
容樹
(
アコウ
)