“魚籠”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
びく87.1%
ビク8.1%
いけす1.6%
うけ1.6%
さかなかご1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“魚籠”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟19.7%
芸術・美術 > 演劇 > 能楽 狂言10.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と見る間もなく、彼は頭の魚籠びくを小脇に引っかかえて、欄干から川のなかへざんぶと飛び込んだので、往来の人々はおどろいた。
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
妻が川ふちで釣糸を垂れてゐる……鮒がかゝる——彼女は魚籠びくをのぞいて、魚の数をかぞへる——大写し、十尾ばかりの鮒。
サンニー・サイド・ハウス (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
私は尺に近い赤魚を、サンザン苦労して引つ張り上げ、魚籠ビクに入れる直前に落した。
氷雨 (新字旧仮名) / 葉山嘉樹(著)
そこで私は鉄鉢を魚籠ビクに持ちかへた
其中日記:08 (八) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
しんしんと夕さりくれば城ヶ島の魚籠いけす押し流し汐満ちきたる
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
舟漕ぎ寄せ沖の魚籠いけすにざらにあくる伊勢蝦赤し夏の夕ぐれ
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
鰻を生けた魚籠うけのにほひもとろむ。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
小僧は十五六で、膝っきりの短い汚れた筒袖を着て、古い魚籠さかなかごをかかえていました。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)